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LAST "GINZA TALK SALON"

セイタロウデザインは、2016年8月6日(土)付で以下の通り本社を移転しました。今後ともよろしくお願い申し上げます。


本社   :株式会社セイタロウデザイン
所在地  :東京都品川区上大崎4-5-32
TEL    :03-6417-4874
FAX    :03-6417-4876

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次回7/17(水)19:00-は、俳優、川久保拓司さんをお招きします。

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銀座四次元ポケットpresent
『山﨑晴太郎の銀座トークサロン』

いま、時代に効く人の声を、ラジオを聴く人に。注目のクリエーターからビジネスをリードするキーパーソンまで、さまざまな文化人をゲストにお招きして対談を展開する21世紀のサロン型トーク番組です。さらに、スタジオを飛び出して、リスナーも参加できるリアルサロンを毎回開催。パーソナリティーを務めるのはアートディレクターの山﨑晴太郎。皆様を代表して、大物ゲストたちの金言を引き出していきます。

隔週金曜日 19:00-20:00
松屋銀座屋上ソラトニワ銀座より生放送。

▪ オフィシャルホームページ

column

フィルムカメラとスナイパー。

もう何年もすると、世界中のデータ記憶容量を写真の容量が上回るという。

 

スマートフォンのカメラは、世界の大部分を写真媒体で埋め尽くし、
ネットインフラはそれらの即時な共有と派生を可能にした。

 

一方で、一枚一枚の写真に込められた背景と儀式性は、
膨大な量の写真の中に、少しづつ埋もれていってしまった。

 

もう、十数年も前。

まだ、僕が写真専攻の学生だったときのことである。

 

沢木耕太郎や開高健、辺見庸といった紀行文に触発された僕は、
人生の夏休みともいうべき大学時代のまとまった休みをさだめては、
フィルムカメラを片手に世界の、それも敢えて発展途上国を選んで、
少しだけリスクをもとめたバックパッカーを気取っていた。

 

ジャーナリズムフォトグラフとして、
世界の写真界に名を馳せる写真家集団Magnumよろしく、
ストリートチルドレンや、所謂資本主義経済の被害者とでもいうべき被写体をもとめて
決定的瞬間とやらを狙う旅をくりかえしていた。

 

現地に深夜に到着する格安航空券を取り、
その日の夜も決めない。

 

そんな計画性のない旅がほとんどだった。

 

そんな旅を始めたばかりのころ、
意気揚々とカメラを構え、ファインダーをのぞき、シャッターにのせた人差し指が、
どうにもおちていかない不思議な感覚に陥った。

 

フィリピンのとある街。

 

教会の前で片脚のない男性が、物乞いをしている。

 

気負ったぼくは、さぁ、これは、シャッターチャンスだと言わんばかりに彼にレンズを向ける。

 

だが、ファインダーを覗き、いざ右手の人差し指を押し込もうと思ったが、その指がおちていかない。

 

意識はシャッターを押そうとおもっても、無意識がその行為を妨げる。

 

フィルムカメラの、シャッターを押すこと。

 

それは、常に可変で流れ続ける時間の中で、
自分自身の意志でその時間軸を、
シャッターをおしたその瞬間に自分自身の時間軸に取り込み、
切り取る行為である。

 

大学時分のぼくには、それはまるで、安全な場所から遠くにいる可哀想な人々を、
人さし指1つでモノのように撃ち抜いていくスナイパーであるかのような、
そんな気分になってしまったのである。

 

今、この瞬間、悲惨な現状を自身のこころの機微1つで、
平面に定着させてしまうこと。

 

そのとき、彼らのその状況を銃でうちぬいてしまうような感覚である。

 

そのため、ノールック、つまりファインダーをのぞかず、
ピントも合わない状態で気配だけをすくい取ることしかできなかった。

 

シャッターが、ガチャン、とおちるその音は
世の中を撃ち抜く発泡音のように、
身体性を伴ってフィルムに光を焼き付ける。

 

最近また、ポケットにフィルムカメラを忍ばせている。

 

あのとき出会った人たちは、
今は何を思い、何をしているだろうか。

 

元気でやっているだろうか。

 

かつて切り取ったぼくの時間軸に交錯した1つの時間のことをおもいながら、
今日もフィルムに新たな光を焼き付けるのである。

胡桃

虹霧

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lifework

薄庭

『グレープフルーツ・ジュース』 / オノ・ヨーコ

この本を燃やしなさい。
読み終えたら。

 

 

「オリンピックとデザインの政治学」森山明子/若山滋

短歌では「やど」が使われるのに対して、俳句では「家」が使われるのです。......つまり、その居住空間において、俳句は短歌に対立しているのです。

 

 

「夜空はいつでも最高密度の青色だ」最果タヒ

愛は僕には清潔すぎる。
流れていく雨が、河川をつくるなら、
ぼくの嫌悪感はただしく、ぼくの歴史を作っていくだろう。
「青い春は透明な秋にならなくちゃ許せない。
それ以外の色はありえない。」
買ってしまったジュースが甘くても最後まで飲むような、
そんな大人になったならきっと絶望は手に入らない。
死んでしまうものでなければ、終わるものでなければ、
美しいわけがないんだ。
ぼくの愛したものすべてのものはかならず、
ぼくを捨てるべきだった。

 

ヘッドフォンの詩

 

 

「ホテルローヤル」桜木紫乃

廃墟とヌード

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山﨑晴太郎の写真

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山﨑晴太郎

SEITARO YAMAZAKI

株式会社セイタロウデザイン代表、
アートディレクター、デザイナー
株式会社JMC取締役
medicalture plus デザインディレクター

82年生まれ。横浜出身。立教大学卒。PRエージェンシーを経て2008年独立。株式会社セイタロウデザインを設立。企業のデザインブランディングやプロモーション設計を中心に、グラフィック、WEB・空間・プロダクトと多様なチャネルのアートディレクションおよびデザインワークを幅広く手がける。2012年よりラジオパーソナリティーとしての活動を開始。FRANZ COLLECTION日本人初のコラボレーションデザイナー。
Design For Asia Award、IF Packaging Design Award、Ad stars、グッドデザイン賞金賞他、国内外の受賞多数。
FRANZ AWARD 2013やグッドデザイン賞のゲスト審査委員も務める。

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